段階に応じて確実に勉強していく
ところで、皆さんが勉強する際に気をつけていることはなんでしょうか?
「復習は欠かさない」「書きながら覚える」「時間を意識して問題を解く」など、色々あると思います。
そうした勉強法は大切ですし、合格するためには必要です。
ですが、その他にも意識して欲しいのが、段階に応じた勉強です。
独学では特に、カリキュラムも自分で決める必要がありますので、きちんと考える必要があります。ついつい段階を飛ばして、難しいことをやってしまうことがあるんです。
基礎を固めてから応用に入るといった基本的な勉強法は、当たり前と言えば当たり前ですが、意外とできないんですよね。
■まずは、大まかな流れを把握する(基礎知識編)
はじめは、DVD講義とテキストを使って一通り目を通し、各科目の流れや、どういったことを勉強するのかm全体像を把握します。内容がよく理解できなくても大丈夫です。細かな項目を気にせず、どんどん先へ読み進めてください。
DVD講義があれば、一度目を通しただけで、全体の流れをを掴むことくらいはできます。
■細かなところまで注意しながら理解する(基礎知識編)
一度目を通すことができたら、次は細かな法律を理解していって下さい。
用語の意味することや制度、各項目の目的など、DVD講義の説明を聞きながらテキストに目を通し、一つ一つ丁寧に確認して下さい。
もちろんこの段階で完璧になることはありませんが、自分なりに理解できたと思うまで勉強します。
■問題集を使い基礎固めをする(基礎知識編)
次は、問題集を使い、実際に勉強したことが理解できているか確認します。
この時、注意して欲しいのが過去問を使わない事です。過去問は応用問題が多く、基礎が固まっていない段階で勉強しても解けません。無理にこの段階で過去問を解いてしまえば、勉強が難しく、挫折してしまう事も考えられます。
ですから、この段階では簡単な基礎問題集を使い、ここまでやってきた勉強の確認に徹して下さい。もし、わからない問題や理解できない問題が出てきたら、DVD講義とテキストに戻ってもう一度確認します。
■過去問演習
ここで、ようやく過去問に入ります。 過去問は、10年分くらい用意して、最低でも3回は勉強してください。 一番大変で、一番時間を使う勉強ですが、過去問を解けるようになれば、合格レベルに達することができます。毎年過去問から類似問題が多数出題され、その上、出題範囲もある程度絞ることができるので、どこを重点的に勉強すれば良いか理解できてくるからです。
過去問が行政書士の勉強の中心になると言えますので、何度も繰り返し解いてください。
■模擬試験を受ける
模擬試験の目的は、今までに勉強したことがどれだけ身になっているか、力試しをすることです。
模擬試験を受けることで、客観的な今の弱点を把握することができ、試験までの残り時間を弱点克服の勉強に充てることができます。自分に足りないところを集中して埋めることになりますので、短期間の間に劇的に力をつけることができます。
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