独学で合格する勉強法
独学で行政書士に挑戦しようと考えた場合、行政書士試験の合格者か、もしくは講師レベルの人のアドバイスを受ける必要があります。
そうでなければ、完全に一人で勉強することになりますので、普通なら1~2年で合格できるものが、倍以上の時間を費やす事になるでしょう。もちろん、それでも構わない、自分だけでやり遂げたいと言う方は、時間をかけて勉強すればいいと思います。
私の場合、なんとなく独学で合格できるのかなと思って勉強をし始めてしまいました。
そして、二度の不合格。一番の問題は、どこを勉強すればいいのかわからない点でした。あれもこれもと本を買って勉強していくのは良いのですが、本当にきりがなくって…
広く深く勉強して、どんな問題が出ても大丈夫、というところまでいかないと、独学では合格は難しいでしょう。
そこで、短期間で合格しようとするならば、やはり通信か通学を受講する事をおすすめします。
重要なものから順に、合格に必要なだけ勉強する、ということができますから。
行政書士試験は出題範囲が広くて絞りにくいので、独学に向かないんですね。
とても全科目の出題範囲を全て覚える事はできません。ある程度は出題範囲を絞って、効率的に勉強していかなくては、まず合格できないんです。それに気づくのに、私は2年近くかかりました…
独学の場合、科目別の学習ポイントもわかりません。そのため、今までほとんど出題されていない問題まで必死になって勉強してしまう恐れがあるわけです。
そしてその結果、本当は重要な部分の勉強がおろそかになって、結果として試験に不合格…と言う事になりかねません。
もちろん、独学の欠点は出題範囲を絞れないだけではありません。
出題範囲を絞れても、次に教材の選定が問題になります。特に、良質なテキストを選ぶのが大変難しいと思います。
もう一つの落とし穴が、専門学校が発行しているテキストを買っておけば安心と思い、それで勉強したものの、合格するまでの内容になっていなかったということです。
あのようなテキストは、通学してもらうための宣伝として書いているので、合格できる内容になっている事は少ないと思います。どちらかと言えば試供品的な役割で、わかりやすさをアピールして、合格するためには通学してもらうというものです。そうでなくては学校経営が成り立たなくなりますからね。
また、独学だと講義を視聴することもできないので、知識を深く理解する事もできません。
このような事がネックになって、独学で合格するのが難しいのです。
だからといって、通信や通学を利用したからといって、それで安心とはなりません。どのような勉強スタイルをとっても最終的には本人の努力次第になる部分が大きいわけです。
行政書士に不合格になる人の一番多いパターンは、勉強不足だと言われています。
通信・通学は勉強を効率化させることができますから、独学に比べると半分以下の時間で合格点が取れるようになったり、より集中して勉強を進めることができますが、あくまでも可能性を高めるツールにすぎません。
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