行政書士独学での教材選び
先ほどのページで、市販されている教材には限界があると説明しましたが、とはいえ、その中で少しでも良い教材を購入する必要があります。教材による学習効果の差は、思いのほか大きいものなんです。
まずはどのような行政書士の教材が良いのか、基本を抑えていきます。
- 基礎中心のわかりやすいテキスト
- 問題数が多い過去問
「基礎中心のわかりやすいテキスト」に関して言えば、
はじめて行政書士の勉強をする方にとっては、聞きなれない用語や難しい法律の解釈が出てきて、何のことだかさっぱりわからないと思います。
そのため、はじめから詳しい説明がたくさん載っているテキストを購入してしまうと、まったく理解できず、高い確率で挫折してしまいます。
はじめての行政書士の勉強で重要なのは、挫折しないで続けられる工夫をする事です。
はじめから、完璧に知識を覚えようとしても無理が生じます。
まず最初は基本を抑えられるテキストを購入して、ある程度のレベルまでいった後に、内容の濃いテキストを購入するのが合格するためのポイントです。
次の「問題数が多い過去問」については、
過去問の目的は、多くの問題に触れて出題パターンを理解することです。そのため、問題数が多いことが重要です。目安とすれば過去10年分くらいが網羅されている物が良いと思います。
ただ、はじめての段階では過去問は必要ありません。いきなり過去問に手を付けても逆効果です。
そのため、はじめから購入する必要はありません。とりあえずは、テキストに付随している問題で十分です。
もちろん、上記以外にも参考書や一般教養の問題集なども必要になります。
しかし、それに関してはあえて触れません。
何故なら、テキストを一冊終えている頃には、ある程度知識が付き、自分にはどのような教材が良いのか理解できるようになるからです。
教材で一番重要なのは、他人の評価ではなく、自分との相性です。ですので、必ず書店へ足を運び、自分の目で確かめて購入して下さい。それが最も良い教材を購入できるポイントです。
これらの教材は比較的良いと思っています。あくまでも個人的な意見なので、参考までにして下さいね。
- うかる! 行政書士 総合テキスト
- 出る順行政書士ウォーク問過去問題集
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