通学講座に通う必要はあるか
ここまでは、DVD講義を使い、通信講座で勉強することを仮定して話を進めてきましたが、DVD講義を使わなくても、資格学校に通学できればライブの講義を聞くことができます。
私も通学講座を検討して、見学に行ったこともあります。では、行政書士の勉強をする上で、通学講座は効果的なのか説明してみたいと思います。
行政書士に合格するため、一番早い方法は通学講座だと考えている人も多いと思います。
それは私も否定しません。実際にそうかもしれません。
通信講座と比べても、ライブで講義が聞けますし、疑問があった場合にもその場で解決できるメリットがあります。
しかし、資格学校の場合、学習塾のようにいかない欠点があります。
それは、実際に開講しているのは都心だということです。
学習塾だと東京に限らず地方でも有名な学校は多数あり、住宅地にも点在しているので、地理的な欠点は少なくなっています。しかし資格学校の場合、ほとんどは都心に集まり、地方で開講していることは少ないようです。
地方では学校があったとしても、講師がいないので、ビデオ講義を行っているところもあります。実は都心でも、時間帯によってはビデオ講義になっている学校もあるようです。
それなら、高額な受講料を払って通学しなくても、ハイビジョン撮影して映像のノウハウがある通信講座を受講したほうが良いだろうということになりますよね。
また、社会人などは、時間的な都合で通学できないケースも考えられます。
例えば、通常の会社員が帰社できるのは、早くても19時くらいだと思います。そこから移動時間や準備を済ませて、学校で勉強できるようになるのは20時位ではないでしょうか。
その時間帯に開講している学校は少ないので、なかなか授業にでることができません。
受講料が20万円ほどという費用面もデメリットでしょう。
確かに通学講座を利用すれば、勉強の効率を上げる可能性も増えますが、本当に自分がかけるお金と時間のコストに見合った成果を得ることができるか、しっかり計算してみなければなりません。
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