‘行政書士試験の攻略法’ カテゴリー

行政書士の学習に掛かる費用と選択肢

法律に興味があって行政書士になってみたいが、お金を掛けたくない。
最も安い費用で行政書士になるには、どんな方法があるのでしょうか。

その方法を考えるために、まず行政書士法を紐解いてみましょう。
行政書士法2条各号には、行政書士となる資格を有するものが列挙されています。行政書士になれるものは、行政書士としての資格を有しなければなりません。行政書士法2条では、どんな者が行政書士になれるのかが、規定されています。
詳しくは条文を参照して読んでもらうとして、行政書士は法律系の資格だから、必ず難しい試験に受からなければならないと思っている人がいるかもしれません。でも、実は絶対という訳ではなく、特に公務員として長年勤務していた人たちは、無試験で行政書士になれることもあります。

しかし、一般的には元公務員が行政書士をしているのは少なく、行政書士となるために行政書士試験に合格した人がほとんどです。
やはり試験を受けるとなると、費用を抑えて受かるためにはどうすればいいのかを考えなければなりません。

独学、予備校への通学、家庭教師、通信講座などなど行政書士試験の為の教材には、沢山の選択肢があります。
もちろん、人それぞれ、自分に合った勉強法を選択するのがベストです。でも、費用・コストという観点から考えると、通信講座による勉強法が総合的に安いはずです。もちろん独学ならもっと安くすむ可能性はあるのですが、通信講座では、どの教科書で勉強すれば良いのか迷う必要もなく、これまでのノウハウが凝縮された教材が自宅までやってきます。
通学のための定期券代金も不要で、たくさんの教科書を買い込む必要も、本屋に行く必要もなく、自宅で勉強する環境が整う。コストとは、ただ支払う費用だけではなく、予備校やテキストを選ぶまでの時間や迷う精神的な負担、勉強に必要な時間も含まれます。通信講座であれば、苦手な科目だけ受講することも可能なので、本当に必要な科目だけ、必要な勉強量を自分で選択できます。
今から勉強をスタートする人も、苦手科目がある人も、勉強に行き詰っている人も、とりあえず少しだけでも通信講座を受講してみてはいかがでしょう。自分に合った新しい勉強方法が見つかるかもしれませんよ。

試験の難易度を理解する

行政書士に合格するためには、まず試験内容を理解しなければなりません。そして、試験の内容を知るということは、その試験がどれくらい難しいのか、つまり難易度を知るということです。
どのくらいの難易度が分からず勉強しても、対策のしようがありません。

そこで、まずは行政書士試験の合格率を見てみます。

  • 平成16年度 → 5.33%
  • 平成17年度 → 2.62%
  • 平成18年度 → 4.79%
  • 平成19年度 → 8.64%
  • 平成20年度 → 6.47%
  • 平成21年度 → 9.05%
  • 平成22年度 → 6.60%
  • 平成23年度 → 8.05%
  • 平成24年度 → 9.19%
  • 平成25年度 → 10.10%
この数字を見れば、誰もが感じると思いますが、行政書士は難易度の高い試験です。

行政書士試験は、よく「合格率よりも難易度が高く感じない」と言われますが、それでも合格することが難しい試験であることに変わりません。

考えてみてください。
合格率が最近10年の平均で約7%です。
合格率が1桁台の試験に簡単に合格することができるのでしょうか?
しかも、平成17年の試験に限って言えば、合格率は2%台です。

その2%台の合格者の中に入るには、人よりも優れた教材で、効率良く学習しなければいけないのです。
つまり、普通に勉強するだけでは、行政書士に合格することはできないということです。
しかし、多くの方は普通に勉強しようとしています。
もっと分かりやすく言えば、独学で勉強しようとしているのです。

はたして、あなたはそれで合格できると思いますか?

もちろん、あなたが学生時代から法律を学んできて、成績優秀な方ならば、合格できるかもしれません。
しかし、そんな人は少ないですし、多くの方は、知識がまったくないところから学習をはじめなければいけないでしょう。
それで合格するには、本当に効率よく学習するか、長い時間を使って勉強するか、どちらかしかないでしょう。

このサイトは、どちらかというと独学で勉強する方のためのサイトです。私が経験した独学での学習について書いていきたいと思っています。
しかし現実には、行政書士試験に不合格になるほとんどの方は独学です。私もそうでした。
そうした現実も理解したうえで、攻略法について学んでください。


>>圧倒的な合格率を実現する勉強法

行政書士独学の実態

このサイトを見てくれている方の多くは、独学で勉強しようとしていることでしょう。
そこで、行政書士に独学で勉強した場合の実態を説明していこうと思います。

まず、行政書士に独学で勉強する方の多くが勘違いしていることがあります。
それは、市販されているテキストや過去問を理解すれば、合格できると思っていることです。
しかし、残念ながら市販教材では限界があります。

秘密があるんです。
一般に販売されている行政書士の教材は、誰が作っているかわかりますか?
その多くは、資格学校が発行していますね。

よく考えれば分かると思いますが、資格学校は、受講者に通学してもらって、はじめて学校経営がなりたちます。
それにも関わらず、自ら発行している教材で合格者をバンバン輩出してしまったら、教材を発行している意味はありません。学校経営にとってもマイナスになってしまいます。

勘の良い方なら分かると思いますが、市販されている教材は、あくまでも宣伝を目的としているものです。
それを使って勉強する人たちを合格させるためのものではありません。
もっと言ってしまえば、市販の教材だけでは合格できないと分かっているのです。ですから、あれらの教材の中身は、簡単な基礎知識だけになっています。細かなテクニックや学習法は載せていません。というよりも、ページ数や文字数の関係で全て載せることはできないのです。

そのような理由から内容が薄くなっている教材であるために、逆にそれを分かりやすい感じて、その教材を良いと思い込んでしまう人も多いようです。しかし、その教材で勉強しても、ほとんど合格できません。


そもそも、独学で勉強する事がどれだけ大変か、多くの方は理解できていないと思います。
例えるなら、国立大学に、塾や学校にも行かず、テキストだけで合格するようなものです。

このサイトを見てくれている皆さんは、これまで塾の講師や学校の先生から学びながら勉強していたはずですので、まったく独学で勉強した経験はないはずです。
それにもかかわらず、資格の勉強になると途端に独学で勉強しようとするのです。

それでも独学で合格しようとするなら、最低でも2年くらいは、仕事、食事、睡眠、お風呂といった生活に最低限必要な時間以外、すべて勉強するだけの覚悟が必要です。
ですが、大抵の人はそれに耐えられません。挫折してしまいます。
それが独学の実態です。

行政書士独学での教材選び

先ほどのページで、市販されている教材には限界があると説明しましたが、とはいえ、その中で少しでも良い教材を購入する必要があります。教材による学習効果の差は、思いのほか大きいものなんです。

まずはどのような行政書士の教材が良いのか、基本を抑えていきます。

  • 基礎中心のわかりやすいテキスト
  • 問題数が多い過去問
まず、勉強をはじめる際には、上記の2点だけ注意して購入すれば良いでしょう!

「基礎中心のわかりやすいテキスト」に関して言えば、
はじめて行政書士の勉強をする方にとっては、聞きなれない用語や難しい法律の解釈が出てきて、何のことだかさっぱりわからないと思います。
そのため、はじめから詳しい説明がたくさん載っているテキストを購入してしまうと、まったく理解できず、高い確率で挫折してしまいます。

はじめての行政書士の勉強で重要なのは、挫折しないで続けられる工夫をする事です。
はじめから、完璧に知識を覚えようとしても無理が生じます。
まず最初は基本を抑えられるテキストを購入して、ある程度のレベルまでいった後に、内容の濃いテキストを購入するのが合格するためのポイントです。

次の「問題数が多い過去問」については、
過去問の目的は、多くの問題に触れて出題パターンを理解することです。そのため、問題数が多いことが重要です。目安とすれば過去10年分くらいが網羅されている物が良いと思います。

ただ、はじめての段階では過去問は必要ありません。いきなり過去問に手を付けても逆効果です。
そのため、はじめから購入する必要はありません。とりあえずは、テキストに付随している問題で十分です。

もちろん、上記以外にも参考書や一般教養の問題集なども必要になります。

しかし、それに関してはあえて触れません。

何故なら、テキストを一冊終えている頃には、ある程度知識が付き、自分にはどのような教材が良いのか理解できるようになるからです。

教材で一番重要なのは、他人の評価ではなく、自分との相性です。ですので、必ず書店へ足を運び、自分の目で確かめて購入して下さい。それが最も良い教材を購入できるポイントです。

これらの教材は比較的良いと思っています。あくまでも個人的な意見なので、参考までにして下さいね。
  • うかる! 行政書士 総合テキスト
  • 出る順行政書士ウォーク問過去問題集

行政書士試験の勉強のコツ

行政書士に合格したいと思うなら、通信講座を受講する方が良いと思います。
独学よりも多少お金は余計にかかりますが、それで行政書士に合格できるなら十分に元は取れると思います。

それに今の通信講座は、通信専門校の講座ならば、5万円くらいで受講でき、講義・テキスト・問題集が含まれていて、さらに質問対応などもしてくれるので、安いものです。
それよりも、5万円くらいのお金を出し惜しんだことで、何年間も自分の大切な時間を浪費するほうが、結局はずっと高く付くと思います。
結局のところ、通信講座というのは、お金を出して時間を買うようなものです。
そのことを分からず、独学で頑張ろうとする人が多いから、行政書士に合格できないのです。

では、どのような行政書士の通信講座が良いのか。
基本は、全ての教材が揃っていて、できるだけ安いところが良いでしょう。

誤解のないようにあらかじめ言っておきますが、高ければ良いものであるという一般論は、通信講座の世界では通用しません。
なぜなら、受講料が高い通信講座でも、通学の教室を抱えている会社のものなどは、その費用を通信講座の受講者も負担することになっているからです。

では、全ての教材とはどういうものなのか。下記に上げてみます。

  • 講義が付いている(DVD、CD、WEBで視聴できる)
  • テキスト(フルカラーである)
  • 問題集が付いている
  • 質問に対応してくれる
  • インターネットの学習システムが付いている(E-ランニング)
最低でも上記の教材がすべてそろっている通信講座を受講して下さい。
そして、できれば通信講座専門の学校を受講するのがおすすめです。

なぜなら、通学を基本としている学校の通信講座ですと、教材の作りやカリキュラムが通信向きでないため、挫折する可能性が高いからです。
例えば、白黒のテキスト、教室講義をそのまま撮影した講義、試験の全範囲を学習するカリキュラムなどです。
そして何より、教室を抱えているため、受講料が高くなります。

行政書士を通信講座で勉強される方は、上記のポイントをしっかりと守って下さい。
それが通信講座で行政書士に合格するコツです。


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行政書士をスクールで勉強することの真実

通学するタイプのスクールでの勉強も、行政書士試験のための一つの道です。

通信講座と同様、スクールに通学して受講する場合にも、重要なのは学校選びです。
ただ、スクールの場合、外からでは善し悪しが判断できないので、良いスクールの見分け方を説明できません。
スクールを受講される方は、体験入学をして、スクールの雰囲気を確かめて下さい。

そして、スクールを受講する方に理解して欲しい事があります。
それは、行政書士に合格するためには、スクールでの勉強だけではなく、自宅でも勉強しなければいけないということです。

スクールに受講しただけで合格できると思っている方がいます。
それは誤解です。
スクールは、あくまでも基礎知識や学習ポイントを教えてくれる場所です。実際に力をつけるためには、スクール以外でも自分で勉強しなければなりません。

学生時代を思い出してもらえば分かると思いますが、学校だけの勉強では足りません。自宅でも勉強しなければ、高校や大学に合格できなかったと思います。

資格の勉強は受験勉強と変わりありません。
なぜだか、多くの方は、資格試験は別だと感じてしまうようです。しかし、資格の勉強も非常に大変です。
特に行政書士試験は、かなり難易度が高くなっています。
決して、行政書士の勉強を軽く見ないでください。

中には、インターネットの信憑性のない情報に惑わされて、簡単に合格できると錯覚してしまう人がいます。
例えば、質問サイトで、私は行政書士に独学で合格できたので、あなたも簡単にできると言われれば、そう思い込んでしまうのです。

しかし、現実はそんなに甘くはありません。通信講座やスクールが必要になります。
なお、現在では、高いお金を出してスクールに通学するより、自宅で講義が見られて、質問にも答えてくれる通信講座のほうが人気が高まっています。

合格するために必要な勉強時間

どのようなスタイルで勉強するか決まれば、次に学習計画を立てなければいけません。

そこで必要になる情報が、合格するまでの勉強時間です。
トータルの勉強時間が決まれば、後はあなたの毎日のスケジュールに合わせて学習計画を立てれば良いので、おのずと、やることは詳細まで決まってきます。

問題は、何時間勉強すれば良いのか、ということです。

必要な勉強時間というのは、その人の学力・基礎となる知識量・モチベーション・勉強法などによって変わるので、一概に言うことができません。
仮にAさんとBさんがまったく同じ方法や環境で勉強したとしても、それにかかる勉強時間は異なります。
それを前提にあえていうなら、大体600時間~1000時間といったところでしょう。

これだけ勉強時間に開きがあるのは、学習スタイルによって必要な時間が変わってくるからです。
独学で勉強する方は多くの時間が必要になります。最低でも1000時間は必要でしょう。
通信講座で、しかも質の高いところを受講すれば、600時間でも合格する可能性が高くなります。

誤解しないでほしいのは、ここで説明した勉強時間はあくまでも目安の一つだということです。
これくらいの時間数勉強したからといって、確実に合格できるという保証はありません。

特に、独学で勉強される方は、1000時間勉強しても、合格できるか微妙なところです。
それよりも、多くの方はそこまで勉強することができず、挫折してしまうでしょう。
これは、独学全般に言えることで、はじめは誰でも一度決めた勉強時間を必ず達成しようと意気込むのですが、徐々にモチベーションが下がり、挫折してしまうのです。

通信やスクールならば、挫折しないための教材やカリキュラムが用意され、仲間がいるので問題ありません。
しかし、独学だとそうはいきません。

ですから、独学で勉強される方は、独自の挫折しない工夫が必要なのです。
例えば、一度紹介したように、簡単なテキストからはじめるとか、やさしい問題から解くとか、色々な手法が考えられます。
これくらい勉強すれば合格できるかもしれない、という目安の時間数はありますが、それよりも大切なのは、それだけの時間数勉強するかではなく、実際にそれだけ勉強できるかです。

勉強法のポイント!

勉強法というのは、人によって異なります。どの方法が一番良いということはありません。
とはいえ、基本的な考え方は共通していますので、ここでは行政書士の勉強法の考え方を紹介します。

行政書士の勉強で一番意識してほしいのが、
レベルに合った学習をする
ということです。

すでに何度か書いていますが、行政書士の勉強で重要なことは、挫折しないことです。
そのために、自分のレベルにあった学習をすることが必要なのです。

例えば、よくある例として、いきなり過去問を解く人がいます。
確かに過去問は行政書士の勉強で最も重要で、合格するためには必要不可欠です。
しかし、過去問というのは、本試験の問題になるので、基礎が固まっていない段階で解けるはずはありません。 過去問を解くためには、知識を体系的に覚えていなくてはいけないので、はじめて行政書士の勉強をする人がいきなり解こうとすると、勉強がわからくなり挫折してしまいます。
特に独学の場合、市販されている過去問の解説は詳しくないので、余計にそうなります。

ですので、まずは簡単な基礎問題からはじめて、しっかりと基礎固めをしてください。
また、基礎問題を解くことで、テキストで覚えた知識の復習にもなりますし、問題が解けることでモチベーションも上がります。それが挫折を防ぐのです。

他にも、
いきなりテキストの知識を覚えようとするのではなく、まずはテキストを一通り読んで全体像を把握すること、
過去問を解く際にも一つ一つの知識を復習しながら勉強する
など、背伸びしないで着実に学習することが重要になります。
勉強だけでなく全てのことに言えますが、徐々にレベルアップしていくことが、確実に実力を付けていくコツです。

行政書士の具体的な勉強法!

行政書士の勉強法の考え方の基本が理解できたと思いますので、次に具体的な勉強法を紹介していきます。

基本的な行政書士の勉強法は以下のようになります。

  1. テキスト・講義 ⇔ 基礎問題
  2. 過去問 ⇔ 講義・テキスト
  3. オリジナル問題集
  4. 苦手分野の復習
上記の通りです。行政書士の勉強に特有のことはありません。他の勉強と同じく、当たり前のことを当たり前にこなせば合格できてしまうのです。


それぞれ簡単に解説すると、1に関しては一度ご説明しましたが、
テキストや講義で覚えた範囲は、いきなり過去問を解こうとするのではなく、基礎問題を解きながら勉強を進めていきます。
この時の注意点としては、各章ごとに基礎問題を解いていく事です。
テキストと講義を全範囲すべて終えてから問題を解くという人がいますが、その方法では、以前勉強をしたことをほとんど忘れているので、意味がありません。
各章ごとに、細かく講義と問題を行き来して勉強していけば、知識を確実に記憶していく事が可能になります。

2に関しても、1と考え方は同じです。
過去問を解いてみて、わからないところは講義・テキストに戻って確認するという事です。
ここでのポイントは、過去問の勉強に一番時間を使って欲しいという事です。
本試験は、過去問の類似問題がほとんどです。過去問を攻略できれば、本試験で合格できる力が身に付きます。

3と4に関しては、試験前の最後の仕上げです。
オリジナル問題集を解くことで、今の自分の力を客観的に分析できます。そこで自分の弱点を把握して、試験までの残り期間は、その弱点を克服する復習に時間を使います。


以上のような勉強を行なっていけば、行政書士に合格するだけの力が身に付くはずです。


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行政書士試験の攻略法

これまで、行政書士の勉強法や教材について紹介してきました。
ここで、行政書士試験の攻略法を紹介しましょう。

行政書士試験攻略で、ポイントなるのが、いかに効率良く勉強するかという事です。
まずは、以下をご覧下さい。

<行政書士科目別の配点(満点300点)>
■法令科目(満点244点)
・行政法:92点
・民法:76点
・憲法:28点
・地方自治法:20点
・会社法:16点
・商法:4点
・基礎法学:8点
■一般知識(満点56点)
政治・経済・社会:24点
個人情報保護法及び情報関連:20点
文章理解:12点

<行政書士の合格基準>
・法令等科目の得点が、満点の50%以上である。
・一般知識等科目の得点が、満点の40%以上である。
・満点の60%以上である


行政書士の試験には法令科目と一般知識があり、それぞれの科目ごと、そして総合点に合格基準があります。

そこで、まず法令科目ですが、行政法と民法の配点が多く、満点の7割近くを占めます。そして合格基準は、満点の50%となっています。

つまり、数字上は、行政法と民法の勉強だけで、法令科目の合格基準に達することができるということになります。
逆にその他の科目が満点だったとしても、行政書士と民法ができなければ、合格基準には達しません。

行政書士に合格するには、行政法と民法を攻略しなければいけないのです。
ということは、行政法と民法にどれだけ勉強時間を使えるかが勝負になります。


行政法は攻略しやすい科目です。しかも出題数が一番多く、努力すれば8~9割は確実に取れるようになります。

一方、民法は出題範囲が広く、全てを勉強してもきりがないので、ある程度出題範囲を絞って勉強する事が必要です。そのため、6割くらいを目指します

上記の例で言うと、
行政法(8割とれると仮定して):73点
民法(6割とれると仮定して) :45点
この合計は118点になります。
これで法令科目の合格基準まであと少しとなるので、他の科目で補うことになります。

一般知識も法令科目と同じ考えです。
政治・経済・社会と、個人情報保護法及び情報関連を攻略すれば、自然と合格基準に達します。

どうすれば効率良く学習でき、そのためにはどの範囲をどの程度重視するのか、しっかり考えて時間を配分し、勉強して下さい。
闇雲にあれもこれも勉強しては合格できません。

行政書士試験を攻略するためには、間違っても全科目を同じ配分で学習してはいけません。


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合格法は確立されています

行政書士の難易度を考えるにあたって、合格率や見た目の難しさにとらわれていてもよくありません。
しかし、行政書士の資格に関心を感じても、具体的な勉強をやる前にあきらめてしまう人も多いそうです。
テキストや問題集を開けてみて、「そこに並んでいる項目に関心が持てない」または「難しそうでついていけない」なんて理由であきらめる人もいるでしょう。


■行政書士試験の難易度は高くても、あきらめる必要はなし
確かに、実際にやることを見て、自分にできそうか判断するのは大切です。ただし、すべての人にとってそれが正しい判断方法だとはいえません。本当は受かる素質があるのにあきらめてしまう人もいるからです。

行政書士の試験問題の難易度を高くしてるのは、いろいろな要素がありますが、普通の人にとって試験問題や法律用語に馴染みがないことも大きいでしょう。
「大学で法学部専攻だった人」「法律事務所で働いた経験がある人」といった特殊な事情のある人を除外すると、最初はなかなかスムーズに入り込めなくても不思議ではありません。


■なぜ行政書士の試験問題は難易度が高そうに見えるのか
行政書士の試験問題は次のようになっています。

法令に関する問題:憲法、民法、行政法、商法、基礎法学
一般教養に関する問題:政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
忘れてはいけないのは、平成17年度までは「法令に関する問題」に入っていた行政書士法、戸籍法、住民基本台帳法、労働法、税法等…も、「一般教養に関する問題」として出題される可能性があることです。

こうしてみると、行政書士の試験問題は「難易度が高い」「親しみが持てない」という点もあるでしょうが、「勉強しないといけない範囲が広い」ことが一目瞭然ですね。
特に法令に関しては、こんなにたくさんの法律を勉強しないといけないのかと思うと気が遠くなってくるかもしれません。法学部等の出身者でもそれは同じでしょう。


■行政書士試験の難易度は高いが適切な勉強法を教われば可能性はある
しかし、現役の行政書士も最初から抵抗を感じなかった人ばかりではありません。
むしろ、プレッシャーを感じた人のほうが多いでしょう。
それでも、最初はテキストを読んでもほとんご頭に入ってこなかった事柄でも、正しい勉強法を続けることで、だんだんと順応し、試験で使えるレベルの知識に変えることはできます。多くの行政書士はそうやって受かってきたはずです。自力でそれを達成するのは難しくても、良い講師のいる学校や通信教育に頼れば、試験の難易度に圧倒されずに行政書士への道をうまくたどっていくことも不可能ではありません。


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